シゴフミ 第三話「トモダチ」 たまたま出来てしまった少年

シゴフミ
第三話「トモダチ」




友達だったのか。死んでしまえば分からない

　　

　
　
公式サイトはココ、登場人物はココ。

＜ふくろうの3行まとめ＞
・高校の仲良し3人組。自殺してみたいと思ったことは？という話を昼休みにする
・その夜、「自殺したいと思ったことがない」と言っていた千川大輝が自殺した
・千川の父が生徒を人質に立てこもる→「大輝が死んだ理由を教えてくれ」

この話は簡単なようで意外と深い話だったから興味深く見てしまった。

「違う道を通るように、昼に違った食事をするように。彼は自殺してしまった」

1番印象に残った言葉。
オイラ個人は「自殺したい」と思ったことはないが、思うようなやつはバカだとも思わない。
基本的に適当な性格なので＜フォローになってない

場所はマンションの屋上―

手すりを越えて―

見下ろせば、いつもの道路―

1歩踏み出せば―――

「そういう気分のときもある」と自殺した千川が言ってたけど
まさにそういうことなんだろうと思う。
これについては、多くを語るべきじゃない！個人がどう受け取るかだ！
そういう自由度が高いという意味で、今回の「トモダチ」はとっても面白かった。
考えさせられるアニメだね、シゴフミって。

フミカが最初の仕事で、リンチされてるおっさんにシゴフミを渡したシーン。
このおっさん、風俗嬢相手に子供をつくってしまい
それをおろさせた…ということでその筋の人にリンチされ中。。。

そんな彼に届いたシゴフミの内容は…






こえーーーーーー！！！！！

人に許された最後の奇跡。…でもおっさん、身から出た錆だよ。
こういうところも現代の社会を皮肉ってて面白い。

そして物語の最後には衝撃の展開。

仲良し3人組の1人である、野島要。
他の2人の引き立て役かと思いきや、こいつが1番重要人物っぽい。
まさかのフミカと友達！！？？

ミカ！…とか名前まで呼んじゃってるし。フはどこいったんだよ、フは。
彼の中のミカという少女は中学時代に父親を撃ったらしい。
そのときに持っていた銃と、フミカの銃が酷似しているから気づいた…。と。

この30分。サクッと終わってしまってコンパクトで続きが気になる！みたいな感じもないんだけど
後から考えさせられるうまくできた構成だと思った。
おかげでボケるスキもなく…＜忘れてただけ
さらにはツッコむスキもなく＜真面目に見すぎてただけ

他とは少し違ったシゴフミ。
このアニメであなたも少し社会の闇に目を向けられてはどうですか？＜まさかのキレイなまとめ