シゴフミ 第七話「キラメキ」 続きが気になる終わり方

シゴフミ
第七話「キラメキ」




撃った娘、撃たれた父、そしてコペルニクス的転回

　　

　
　
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雨！キラメキ！！


ここまでの飛びっぷりだとは思わなかった。


お天気なのに？お天気なのに！お天気なのに？




雨！！

これは撃つわ

どう考えてもこんな父親いやすぎる。
「変な人」でももうちょいマシな言動だぞ。

今回の30分、すべてこのキラメキが持っていったと言っても過言ではない。
要と夏香とのムズがゆい展開や
春乃が使えないからこそキラメキの担当にされたことや
病院で寝たきりの文歌がフミカの片割れなことなど

キラメキの前では無力ッ！！！

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キラメキとフミカ、父と娘がついに再会してしまうお話。

久しぶりに「え？もう終わり？」と思った30分だった。
キラメキの飛びっぷりもあるけど、文歌とフミカの関係も興味深かった。
「片割れ」というのが何を意味してるのか。

1番面白いと思ったのが冒頭に登場し、飛び降り自殺をしてしまった少女が言っていた
「コペルニクス的転回」
コペルニクス的転回とは、もともと哲学者であるカントが自分の哲学を表現した言葉なんだけど
日常に落とし込んで分かりやすくするなら「物事が180度転回して全く違う見方になること」

なぜ今回の冒頭にこの表現がでてきたのか。
それは最後のキラメキがフミカを撃ったことに関係してくると思う。

過去にフミカはキラメキを撃ったことがある。
そして今、その出来事は180度転回し逆にキラメキがフミカを撃った。

これがコペ転。…つまりは冒頭のコペルニクス的転回との関わりだと思う。
フミカが撃たれたという結果にだけが目にいって見逃してしまいそうな部分だけど
こういう考え方をしてみれば、また面白い見方ができる。

またこれも「コペルニクス的転回」なのかも。
ともあれ次回がとても楽しみ。

次回→「ハジマリ」
要と夏香、ハジマリます